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介護介護 【職種図鑑】

社会福祉士・社会福祉主事任用

  • 職種図鑑

目次


社会福祉士・社会福祉主事任用 の仕事内容

介護のイメージ画像

社会福祉士は、障害や環境上の理由から日常生活を送ることが難しい人に対して、相談や助言、指導、福祉サービス・保健医療サービスとの連携を手助けする国家資格です。

資格を取得するためには、指定された大学や専門学校などの養成施設を卒業し、国家試験に合格しなければいけません。場合によっては、1年以上の実務経験が必要です。

社会福祉主事は、主に都道府県や市区町村の福祉事務所において、高齢者や障害者、児童、経済困窮者をサポートする仕事をします。

「大学や短期大学で社会福祉に関する科目を3つ履修して卒業する」「通信教育を受講する」「養成機関を卒業する」「講習会を受ける」といった条件を満たすことで、社会福祉主事任用資格の取得が可能です。

簡単にいうと、社会福祉士は国家資格を持った人、社会福祉主事は条件を満たすことで得られる任用資格を持った人と区別できます

社会福祉士精神保健福祉士の国家資格を取得すると、同時に社会福祉主事任用資格も得られます
働く場が幅広いことから、それぞれの希望やライフスタイルに合わせた働き方ができるでしょう。

高齢者支援においては、高齢社会に伴って需要が増えています。

社会福祉士と社会福祉主事は、どちらも生活上で困っている人や社会福祉サービスを必要とする人を対象とする職種です。
利用者や相談者が関わるさまざまな悩みや課題を分析し、ニーズに合わせたアドバイスや支援ができたときに大きなやりがいを感じられます。


社会福祉士・社会福祉主事任用に関するデータ

平均給与

社会福祉士_勤務先別の平均給与額

平成30 年度介護従事者処遇状況等調査結果」(厚生労働省)を基にディップ株式会社が作成



社会福祉士_正規・非正規別の平均年収額

社会福祉士・介護福祉士就労状況調査結果の実施概要」(社会福祉振興・試験センター)を基に社会福祉士の年収平均データをディップ株式会社が作成


勤続年数

社会福祉士_平均勤続年数

社会福祉士・介護福祉士就労状況調査結果の実施概要」(社会福祉振興・試験センター)を基にディップ株式会社が作成


男女比

社会福祉士_男女比率

社会福祉士・介護福祉士就労状況調査結果の実施概要」(社会福祉振興・試験センター)を基に社会福祉士の男女比率データをディップ株式会社が作成


平均年齢

社会福祉士_平均年齢

社会福祉士・介護福祉士就労状況調査結果の実施概要」(社会福祉振興・試験センター)を基に社会福祉士の年齢分布データをディップ株式会社が作成


勤務実態(平均労働時間・残業時間・休日数)

平均労働時間

平均労働時間と勤務時間は勤務先によって異なります。

正規公務員の社会福祉主事として福祉事務所で働く場合、1週間あたりの所定労働時間は38時間45分です。勤務時間は、基本的に8:30~17:15までとなります。

また、非正規の場合は1日6時間ほどの勤務です。

残業時間

残業時間も勤務先によって差があります。
担当している人数が多かったり、面談時間が長引いたりした場合は残業になることもあるでしょう。

休日数

公務員の社会福祉主事の場合、基本的に土日祝日休みです。ただ、施設によっては土曜日も営業しているところがあるため、実際に就業する施設によって異なるでしょう。
年末年始は休みなので、プライベートの時間はしっかり確保できます。


持っておくとプラスになる関連資格

社会福祉士や社会福祉主事として働く場合、以下に挙げる関連資格を持っておくことでキャリアや実務にプラスになるでしょう。

介護福祉士

介護福祉士は国家資格です。高齢者や障害者など介護を必要とする人を対象として、専門的な知識やスキルをベースとした質の高い介護を提供します。 社会福祉士や社会福祉主事が関わる利用者の中には、身体介護を必要とする人も少なくありません。介護に関する専門的な知識を理解しておくことで、介護に関する適切なアドバイスもできるようになります。


ケアマネジャー

ケアマネジャーは、介護サービスを必要とする利用者に対して、適切なケアプランを立てるための資格です。要介護認定の申請代行業務と給付管理業務も行います。

資格取得を通して介護保険サービスに関する基礎知識が身につき、仕事の幅が広がるでしょう。

社会福祉士としての実務経験がケアマネジャーの受験資格に該当するため、社会福祉士として働く人に目指してもらいたい資格です。


福祉住環境コーディネーター

高齢者や障害者が安全で、安心できる住環境のアドバイスをするのが福祉住環境コーディネーターです。
資格を取得することで、住環境に課題を抱えている人からの相談にも適切に対応できるようになります

 

介護予防運動指導員

介護予防運動指導員は、筋力トレーニングや運動を通して、高齢者の身体ケアをするための資格です。

転倒予防や尿失禁予防、栄養改善、口腔機能向上、認知症予防の知識も身につくため、高齢者に関わる社会福祉士や社会福祉主事は役に立つでしょう


転職者の声

50代 女性 経験25年

一般介護職員に比べて、より深い関わり方ができるところにやりがいを感じています。
その辺りからも、利用者、家族、ケアマネジャーの方々より信頼を築くことができ、相談などを気軽にしていただけることもやりがいであり、そこの至るまでが大変でもあります。
これらがあって、利用者や家族の方々が笑顔(不安が払拭)になることが、最高に嬉しいです。


30代 男性 経験10年

今の日本が抱えている社会問題に対して取り組むことが出来る。
その人の生き方を含めた人生について考えることが出来るのは福祉の分野で働くことの醍醐味だと思います。


キャリアパターン

社会福祉主事任用や社会福祉士として働く場合、以下に挙げる大きくは3つのキャリアパターンが考えられます。

社会福祉主事任用→社会福祉士

社会福祉主事は任用資格であるのに対して、社会福祉士は国家資格です。社会福祉主事任用として働いているなら、社会福祉士の資格取得を目指すとキャリアアップにつながるでしょう。
資格取得に向けて学ぶ中で、社会福祉全般についての専門知識や技術を体系的に深められます。


社会福祉士→施設長・管理者もしくは認定社会福祉士

社会福祉士として実務経験を積んだあと、施設長・管理者または認定社会福祉士を目指す道もあります。

施設長・管理者は、施設全体の責任者です。利用者や職員の管理、運営方針の決定、経営管理、行政とのやり取りな業務範囲は多岐にわたります。
最終責任を負うことから精神的なプレッシャーがありますが、マネジメント業務や自分が求める施設づくりに携われることにやりがいを感じられるでしょう。

認定社会福祉士は、社会福祉士のキャリアアップと能力開発を目的として創設されました。「高齢分野」「障害分野」「児童・家庭分野」「医療分野」「地域社会・多文化分野」の全5分野があり、所属組織を中心とした分野で専門的な支援に精通していると認められます。


社会福祉士→独立型社会福祉士

独立型社会福祉士とは、独立開業している社会福祉士を指す言葉です。特定の組織や団体に所属せず、個人事務所などを立ち上げて活動します。
個人や企業、公的機関などと個別に契約を結び、個別相談やコンサルタント、ケアプラン作成など、契約先によってさまざまな活動を行います。

社会福祉士の資格があれば、誰でも独立開業できます。仕事の自由度が高くなり、理想となる仕事環境を作れるようになるでしょう。


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