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保育保育 【職種図鑑】

保育士

  • 職種図鑑

目次


保育士の仕事内容

保育士・幼稚園教諭等のイメージ画像

保育士は、主に保育園で子どもの食事や排泄などのサポートを行ったり、遊び・生活指導などを通して子どもたちに基本的な生活習慣を身につけさせたり、社会性を養う手助けをしたりするのが仕事です。

保護者からの相談を受けて、個々のケースに応じて、子育ての適切なアドバイスや支援をするのも大切な役割といえます。

保育士として働くためには、保育士の国家資格が必要です。「大学や専門学校などの保育士養成校の卒業」または「国家試験の合格」といった諸条件を満たすことで資格を得られます。

正社員だけでなく、パートなど短時間勤務の求人もあるため、子育て中の人も働きやすい職種です。共働き世帯の増加に伴って、保育士の需要は高くなっています。

「苦手だった野菜を一口食べられるようになった」「昨日まで歩けなかったのに、少し歩けるようになった」など、子どもの成長を間近で見られることにやりがいを感じる仕事です。



保育士に関するデータ

平均給与


常勤・非常勤別の平均給与額(ボーナスを含む)

令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果<速報値>【修正版】」(内閣府)を基にディップ株式会社が作成 ※私立・公立の保育園に勤める、常勤・非常勤の主任保育士と保育士の平均値として算出


役職別平均給与(月額)

令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果<速報値>【修正版】」(内閣府)を基にディップ株式会社が作成 ※私立・公立の保育園に勤める、常勤・非常勤の主任保育士と保育士の平均値として算出


私立・公立別平均給与(月額)

令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果<速報値>【修正版】」(内閣府)を基にディップ株式会社が作成 ※私立・公立の保育園に勤める、常勤・非常勤の主任保育士と保育士の平均値として算出


平均勤続年数


平均勤続年数

令和2年賃金構造基本統計調査を基にディップ株式会社が作成


男女比


男女比

令和2年賃金構造基本統計調査を基にディップ株式会社が作成


平均年齢


平均年齢

令和2年賃金構造基本統計調査を基にディップ株式会社が作成


勤務実態(平均労働時間・残業時間・休日数)

平均労働時間

常勤保育士の平均労働時間は、1ヶ月あたり168時間です。週休2日制と仮定すると、1日あたり約7.6時間勤務となります。

非常勤保育士の場合、1日の平均労働時間は約6.2時間です。

常勤でも非常勤でも、勤務時間は勤務先によって異なります。

多くの保育園は7:00~20:00ぐらいまで子どもを預かっているため、保育士は早番・日勤・遅番といったシフト制で働きます

乳児院や児童養護施設といった入所施設の場合は、夜勤も求められるでしょう。

残業時間

常勤保育士の残業時間は1ヶ月あたり2時間、非常勤保育士はゼロとなっています。統計上での残業時間は少ないですが、実情は勤務先によって異なります。

特に行事の直前などは、衣装づくりといった準備で残業になることもあるでしょう。人手が少ない保育園で働く場合、保育士1人にかかる負担も大きくなります。

休日数

保育園と認定こども園全体の約7割が、年間休日数101日以上としています。有給休暇は含まれません。1ヶ月あたり約8日以上の休みの計算です。

土曜日も子どもを預かっている保育園の場合は、交代で休日を取得します。



持っておくとプラスになる関連資格

保育士資格を保持していれば保育士として働けますが、以下の関連資格を持っておくと働くうえでプラスになるでしょう。

絵本専門士

絵本専門士は、絵本に関する専門的知識や読み聞かせの能力を持つ、絵本の専門家のための資格です。

資格取得を通して絵本の読み聞かせのスキルがアップし、子どもの心が豊かになっていくでしょう。


リトミック指導者

リトミック指導者は音楽教育法の資格です。

歌やダンス、リズム遊びなどを楽しみながら、同時に子どもの感受性を養います。


運動保育士

運動保育士は、運動を通じて子どもの健康な心身を育むための資格です。

運動に力を入れている保育園で働く場合、運動保育士の資格は特に歓迎されるでしょう。


育児セラピスト

育児に不安を抱えている親をサポートする資格が、育児セラピストです。

子どもの発達に関する専門的知識を持ち、親からの育児相談をスムーズに進めていくためのスキルが身につきます


食育スペシャリスト

食育スペシャリストは、食材や調理だけでなく、食文化も含む「食に関するスペシャリスト」です

食育を取り入れている保育園はたくさんあります。そのため、食育に関する知識を持った保育士は重宝されるでしょう。



保育士の求人倍率

令和元年度における保育士の有効求人倍率は3.48倍でした。職種全体の求人倍率1.55倍と比べて高い数値です。

共働き世帯の増加をはじめ、多様なニーズに対応する必要があることから、保育士の需要増は今後も続くことが予想されます。



転職者の声

30代 女性 経験1年

保育士として働いて、子どもの成長を見届けることができるのが楽しみであり、やりがいです。喃語から単語になる瞬間や、自分のやっていることを真似する姿をみると嬉しい反面、「見られているから、正しい言葉や仕草をしなければ!!」と、襟を正す思いでいます。そこが大変なところでもあります。


40代 女性 経験15年

子どもの成長を感じることができる素晴らしい仕事ですが、業務はものすごく大変です。子どもの命を預かっているので常に気を張っています。それでも子どもに「先生大好き」と言われたり、保護者から感謝されたりしたときは本当に嬉しく、保育士をやっていて良かった!と感じます。


20代 女性 経験3年

保育士1年目の当時は慣れないことが多く、遊びも育児も慌てていました。そこで先輩にどう対応したらいいのか相談したり、子どもたちの成長の変化を伝えたりすることで、さまざまなアドバイスや激励をいただきました。現在3年目になり、先輩たちから教わったことを応用しながら、クラスリーダーを務めつつ、子どもたちが少しずつ成長しているのを実感して楽しんでいるところです。



キャリアパターン

キャリアアップ研修を受講する

保育士としてキャリアアップする方法の1つが、キャリアアップ研修の受講です。

キャリアアップ研修は、都道府県が実施する「県実施研修」と外部委託による「指定研修」に分けられます。

乳児保育や幼児教育、保育実践など、全部で8つの分野があります。1分野で15時間以上の受講と、分野ごとに設定された5項目を受講することで修了証が交付されるのが特徴です。


役職を目指す(主任・施設長など)

保育士として現場経験を積み、実践的な保育を学んだら、主任や施設長などの役職を目指す道もあります。

主任保育士は、施設長の補佐や外部との連絡調整、保育士の指導・サポート、現場の全体業務把握などが主な仕事です。

施設長は、最終責任者として施設の運営や経営、スタッフ管理など統括的な仕事をします。

施設運営やマネジメントに興味がある人にとっては、大きなやりがいを感じられるはずです。


保育園以外の就業先

保育士として培ったスキルは、保育園以外でも発揮できます

学童保育やアミューズメントパークのスタッフ、ベビーシッター、子ども服やベビー服の販売スタッフなどです。

また、幼稚園教諭免許や教員免許が必要となりますが、幼稚園や特別支援学校などでも活躍できるでしょう。



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