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【現役看護師に聞く】看護師の髪型・髪色はどこまでセーフ?アレンジやおすすめを紹介!

  • 仕事お役立ち情報

目次

看護師の髪型は「まとめ髪」が基本ですが、病院では詳細な身だしなみルールが設けられていないこともあります。そのため、「どこまでアレンジしていいの?」「明るい髪色に染めてもいいの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、大小さまざまな病院に勤務する現役看護師たちの声をもとに、看護師の髪型選びで知っておきたいポイントについて解説します。

看護師はどの程度まで髪型・髪色でオシャレできるのかを知り、自分らしく、かつ看護師にふさわしい身だしなみを考えてみましょう。



看護師の髪型で押さえておきたいポイント


看護師の髪型のポイントの写真

見た目の印象を左右するポイントにはメイクや表情、姿勢などさまざまなものがありますが、なかでも髪型は清潔感にも大きく関わります。看護師は「病院の顔」として医療現場に立つ職種でもあるため、来院する人へ与える印象を考慮して身だしなみを整えることが大切です。

まずは、看護師の髪型で押さえておきたい2つのポイントをご紹介します。


基本はTPOに合わせた髪型で、患者さんからの印象を大切に

看護師に限らずどんな職種においても共通のポイントとして、TPOをわきまえることが挙げられます。

とりわけ病院やクリニックで勤務する看護師の場合、病気や怪我を抱えて来院した患者さんに「この看護師さんに任せて大丈夫かな?」と思われてしまうことは避けなければいけません。

清潔感を第一に考えることはもちろん、食事の介助や患者さんのケアで髪の毛が邪魔になるような髪型は控えましょう。


基準は病院やクリニックごとに異なる

看護師の身だしなみの基準は病院やクリニックごとに異なり、髪型についても「ここまでならセーフ」といった明確な基準はありません。

目安としては、医師や先輩看護師から注意されない髪型を心がけてください。どこまでオシャレをしていいのかわからない場合は、実際にその職場で働く看護師の髪型に合わせておくと無難です。

また、周囲よりも目立つ髪型で一度注意を受けてしまうと、その後も注意深く身だしなみをチェックされてしまう可能性があります。髪型をアレンジする際は「病院内で目立ちすぎないかどうか」を基準の一つと考えておきましょう。



看護師の髪色はどれくらいまで明るくてもいい?

髪色を明るくしたい場合、あまりにも明るすぎるカラーや奇抜なカラーは避けたほうがよいでしょう。実際にどの程度の明るさが許容されているのか、現役看護師たちの意見を参考にしてみてください。

看護師Aさん:
「明確な基準はなく、派手すぎなければ大丈夫。金髪までいくと派手すぎると思います。実際、これまで金髪にした人を見たことはありません。」(クリニック/女性)


看護師Bさん:
「だいたい10くらいのカラーレベルまで。明るめのインナーカラーを入れている人もちらほらいます。院内に基準があるというのは聞いたことはないので、みんな雰囲気で染めていると思います」(病床数300以上の病院/女性)


看護師Cさん:
「うちはかなり厳しく、入社時に『カラーはNG』と言われることもあって、地毛が明るい人を除いて基本的には皆さん黒髪です。バレないように若干明るくしている人はいます」(病床数100以上300未満の病院/女性)

明るすぎない髪色なら問題ない病院も多いなか、原則としてカラーが禁止されている病院もあるようです。まとめ髪にした際に見えなくなるインナーカラーなら、カラーが禁止されている病院でも挑戦できるかもしれません。



看護師におすすめの髪型・アレンジとは?

ショートやロングといった長さの違い、前髪の有無など、さまざまな要素でヘアスタイルの印象は変わります。ここからは、看護師におすすめの髪型・アレンジを、勤務場所別にご紹介します。


病院の場合


看護師におすすめの髪型・アレンジの写真

市立病院や大学病院など、病棟のある急性期病院は多くの新人看護師が通る道です。患者数が多く多忙な病院では、崩れにくく手直しが簡単な髪型・アレンジがおすすめです。

ショートへアの場合、顔に髪の毛がかからないようにヘアピンで留めたり、ワックスやスプレーで固めたりする必要があります。ショートヘアにこだわるならベリーショートにしてアレンジの手間を省いたり、定期的に美容院でカットしたりして、適度な短さをキープしましょう。

ショートヘアにこだわらない場合、ロングまで伸ばしてお団子ヘアにすると、アレンジの手間がかからずおすすめです。髪を伸ばしている最中でも前髪はこまめにカットして、顔や目にかからないようにすると明るい印象になります。

カラーの基準は病院によって異なるため、どれほど明るくしていいのか周囲の看護師に聞いてみましょう。パーマが禁止されることはほとんどないため、まとめやすくする目的でパーマやストレートパーマをかけるのもおすすめです。


クリニックの場合

クリニックの場合、大規模な病院に比べて髪型や髪色の自由度が高い傾向があります。

派手になりすぎないよう周囲の看護師に合わせながら、自分の好きな髪型・アレンジを楽しみましょう。周りに髪を染めている先輩看護師などがいない場合は、先ほどご紹介した病院の場合の髪型を参考にしてください。

ただし、髪型・カラーともに華やかすぎるスタイルは避けて、患者さんからの印象を第一に考えることが大切です。まとめ髪でも「くるりんぱアレンジ」や「三つ編みアレンジ」を取り入れると、職場でもオシャレを楽しめるでしょう。



看護師の面接時におすすめの髪型とは?


看護師の面接時におすすめの髪型の写真

看護師の面接に向けたおすすめの髪型は、清潔感を重視したスタイルです。

茶髪は病院によってはNGとなるケースもあるため、髪色で不採用となり悔しい思いをしないためにも、基本的には黒髪に戻しておくのが無難です。

黒染めが必要な場合は面接の1週間前までにカラーを済ませて、髪色が落ちついた状態で面接日を迎えられるようにしましょう。茶色がかった地毛の場合は、スーツを着て不自然さがなければ、無理に黒染めしなくてもいい場合がほとんどです。

また、結べる長さがあるなら耳を出して低い位置のポニーテールにまとめ、前髪は顔や目にかからないように整えましょう。



まとめ

看護師の髪型・髪色には明確な基準がありません。TPOに合ったスタイルを一人ひとりが考えることが大切です。これから看護師になる方は、面接に向けて髪色の明るさを落としたり、結べる長さをキープしたりするなど、看護職を見据えた髪型づくりをしておくことをおすすめします。

  • 清潔感があること
  • 業務の邪魔にならないこと
  • 患者さんから悪い印象を持たれないこと

上の3つのポイントを考慮した髪型・アレンジを心がけ、患者さんや同僚から信頼される看護師を目指しましょう。


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