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介護福祉士の専門学校で学ぶこととは?通うメリットや取得できる資格を解説!

  • ​仕事お役立ち情報

目次


介護士の職業に就きたい場合、事前に勉強するための選択肢の一つとして専門学校への入学が挙げられます。しかし、どの学校に行けば良いのかが迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。この記事では、専門学校で学ぶことのメリットや学習カリキュラムの内容、学校選びのポイントなどを解説していきます。


介護福祉士の専門学校で学べるもの


介護福祉士の専門学校で学べるものの写真

介護士は、介護に携わる仕事をしている人の総称です。なかでも、介護福祉士は介護資格で唯一の国家資格のため、資格取得の難易度が高いです。ここでは、介護福祉士を目指すための専門学校では何が学べるのかを紹介します。


介護福祉に関する知識を得られる

介護福祉士になるための専門学校では、さまざまな講義が行われます。まったく介護の知識がない人でも効率の良い学習が可能です。カリキュラムでは、人間の心と体の仕組み、発達や老化、障害の理解など、介護福祉分野の基本的な知識を身につけていきます。

他にも、介護福祉士に必要なコミュニケーション技術や認知症の理解、生活支援に関する技術などについても学べます。


実際に体を動かして介護を体験できる

介護の仕事は、利用者の活動を補助する必要があり、知識を頭に入れるだけではなく、体を動かして実践するのが重要です。実習を通じて、体の動かし方や介護をスムーズに行なう方法やコツなどを学ぶことで、国家資格の取得後に即戦力になることができます。

実習は、専門学校内で行うものだけではなく、校外や実際に介護施設に訪問して行うこともあります。実際の仕事に近い形で、体を動かして学ぶ機会が設けられている点は、専門学校を選択するメリットと言えるでしょう。


専門学校のカリキュラムの一例

一口に専門学校と言っても、学習のカリキュラムは多岐にわたるため、複数の学校を比較検討することが重要です。ここでは、ある学校の時間割とカリキュラムを例に挙げて説明します。


日本福祉教育専門学校

日本福祉教育専門学校の介護福祉学科(昼間部)は2年制ですが、現場力をアップするため実習が充実していることが特徴です。2年間で450時間の実習時間があり、最大5施設で実習経験を積むことができます。

入学後6月に介護現場が経験できるアーリーエクスポージャー制度(早期現場体験学習)を導入している点も魅力的でしょう。もちろん、実習前も実習後も授業中にアドバイスを受けられるため、安心して実習に臨むことができます。

また、2年次には模擬試験と過去問を徹底的に研究した国家試験対策プログラムが実施されます。国家試験では合格率100%(留学生除く)を誇っています。

参考:日本福祉教育専門学校


大原学園専門学校

大原学園専門学校の介護福祉士実践コースも2年制です。介護福祉士の国家試験の合格を手助けするカリキュラムが組まれています。介護福祉士に限らず、資格取得のための豊富なノウハウを持つ大原学園だけあり、1年次から試験対策が行なわれ、国家試験対策も万全です。

また、インターンシップを選択することにより、介護実習とは別に在学中から介護利用者と多く触れ合う機会が得られます。そのため、利用者との接し方や介護職の仕事をすぐに経験可能です。さらに、学校内の設備が充実しており、実戦に即した校内実習が受けられるため、即戦力としての技術を身につけられます。

参考:大原学園専門学校


専門学校に通って介護福祉士になるメリット

専門学校に通って介護福祉士を目指すメリットを紹介します。


短期間で資格を取得できる

介護福祉士の専門学校は2年制が多い傾向です。市販の書籍による独学や、通信講座の受講でも資格の取得は可能ですが、介護福祉士国家試験の実務経験ルートの受験資格は3年以上の勤務経験が必要です。つまり、専門学校を卒業すると、1年早く受験資格を得ることができるのです。


実際の業務で活かせる知識を効率的に学べる

専門学校では、資格試験の傾向や分析に関する情報を入手できるため、資格取得に向けて効率的な学習ができることが大きなメリットです。また、同じ目標を持つ人たちに会うことができるため、学習への意欲を高めることができます。


専門学校を選ぶときのポイント


専門学校を選ぶときのポイントの写真

介護福祉士を目指して専門学校で学ぼうとしても、毎日の学習は大変です。例えば、「卒業まで継続して学習できない」「学習内容が自分にあってない」「そもそも仕事に活かせない」といった状態になってしまっては、意味がありません。ここでは、専門学校を選ぶ際のポイントを紹介します。


自宅からの通いやすさ

専門学校を選ぶ際は、自宅から近いかどうかが大切なポイントです。一人暮らしの場合は、学校の近くで部屋を選ぶことができますが、実家から通う場合はそうはいかないでしょう。「学校が遠いと交通費がかかる」「通学時間が長いと疲れて復習もままならない」などの可能性があります。最悪の場合、途中で退学してしまうことにもなりかねません。


学費

専門学校の学費は、学校によって異なりますが、トータルで200万円前後です。例えば、大阪保健福祉専門学校の介護福祉科では、1年次は112万5,000円、他にも教科書代や同窓会費などで年10万〜30万円ほど必要となります。

学費を稼ぐために働きながら通うことも選択肢の一つですが、専門学校ではカリキュラムが多く、土日にまとめて働いたり夜間に働いたりするのは、肉体的負担が大きくなるため難しいでしょう。入学前にまとまったお金が用意できない人は、奨学金や貸付金などの制度の利用を検討してみましょう。

奨学金で有名なのは、日本学生支援機構が行なっている奨学金制度です。大学で利用するイメージが強いかもしれませんが、専門学校でも利用可能です。給付型と貸与型の2種類があるため、返済額などを計算したうえで検討しましょう。

また、自分が住んでいる自治体が独自に貸付金の制度を設けているケースもあります。例えば、大阪府の場合、低所得世帯の高校3年生を対象に無利子で貸し付けを行なう「介護・福祉応援貸付金」という制度があります。

さらに、専門学校が独自に学費を支援する制度を設けているケースもあるため、チェックしておきましょう。例えば、大阪保健福祉専門学校では貸与額が80〜100万円、卒業後3年間福祉施設で働いた場合、全額返済免除となる施設奨学金制度を設けています。

参考:大阪保健福祉専門学校 / 日本学生支援機構/ 大阪府社会福祉協議会 大阪福祉人材支援センター


就職率の高さ

介護福祉士の就職先としては、入所型の介護施設や居宅型の介護サービス事業所、障害者向けの施設などがありますが、就職率の高さも学校選びで重要なポイントです。国家資格の合格率だけでなく、就職率が高いかどうかも大切といえます。専門学校によっては、過去の就職先が公開されているため、確認しておきましょう。


まとめ

今回は、介護福祉士になるために通う専門学校のメリットや、学校を選ぶ際のポイントなどを解説しました。介護福祉士になるためには、さまざまな進路があります。資格の取得に向けて効率的に勉強ができたり、短期間で就職できたりするのが専門学校で学習する大きなメリットです。

専門学校の数は多いため、学校の場所やカリキュラムの内容、就職率の高さなどを十分に加味したうえで、自分に合った学校を選ぶことが大切です。


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