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介護介護 【職種図鑑】

ケアマネジャー

  • 職種図鑑

目次


ケアマネジャーの仕事内容

介護のイメージ画像

ケアマネジャーは、介護サービスを必要とする利用者に対して、一人ひとりのニーズに合わせてケアプランを作るのが主な仕事です。要介護認定の申請代行や介護報酬の給付管理も行います。

ケアマネジャーとして働くには、ケアマネジャー(介護支援専門員)の資格が必要です。資格取得には、介護福祉士や社会福祉士などの国家資格に関わる業務、または生活相談員や支援相談員などの業務を5年(900日)以上行い、各都道府県が行っている試験を受けなければいけません。試験合格後に所定の研修を受けたのち、資格を取得できます。

正社員だけでなくパートやアルバイトといった雇用形態もあるため、自身のライフスタイルに合わせて働けるでしょう。

有資格者数は飽和状態といわれることもありますが、高齢社会に伴って高い需要状況が続いています。

自分が作ったケアプランで利用者の生活状況が改善し、笑顔や感謝の言葉をもらったときに大きなやりがいを感じられる仕事です。


ケアマネジャーに関するデータ

平均給与・ボーナス

ケアマネジャー企業規模別の平均給与月額(2020年調査)

令和2年賃金構造基本統計調査を基にディップ株式会社が作成


ケアマネジャー企業規模別の年間賞与、その他特別報酬(2020年調査)

令和2年賃金構造基本統計調査を基にディップ株式会社が作成


平均勤続年数

ケアマネジャー企業規模別の平均勤続年数(2020年調査)

令和2年賃金構造基本統計調査を基にディップ株式会社が作成


男女比

ケアマネジャー男女比率(2020年調査)

令和2年賃金構造基本統計調査を基にディップ株式会社が作成


平均年齢

ケアマネジャー企業規模別の平均年齢(2020年調査)

令和2年賃金構造基本統計調査を基にディップ株式会社が作成


勤務実態(平均労働時間・残業時間・休日数)

平均労働時間

1ヶ月の平均労働時間数は165時間でした。
週休2日と仮定して、1日あたり約7.5時間勤務となります。

勤務時間は勤務先によって差があるものの、施設ケアマネジャーと居宅ケアマネジャーで大きく特徴がわかれます。

特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの施設勤務の場合、日勤以外に早番や遅番をすることもあるでしょう。居宅介護支援事業所は基本的に日勤です。

残業時間

1ヶ月間の平均残業時間は3時間でした。

統計上では残業時間が少なく感じられますが、実情は勤務先によって異なります。

居宅介護支援事業所に勤務する場合、利用者や家族の都合に合わせて訪問や面談をしなければいけません。ケースによっては夜間や休日に訪問や面談が行われることもあるため、その場合は残業となるでしょう。


持っておくとプラスになる関連資格

ケアマネジャーの資格単体でも十分活躍できますが、以下で紹介する関連資格を持つことでキャリア開発においてプラスとなるでしょう。

認定ケアマネジャー

認定ケアマネジャーは、ケアマネジャーの上位資格とされています。

資格を取ると認定ケアマネジャーの会への入会が可能となり、より高度なスキルを身につけるための研修を受けられるようになります。

また、後述する主任ケアマネジャーを目指しやすくなるのもメリットのひとつです。


主任ケアマネジャー(主任介護支援専門員)

主任ケアマネジャー(主任介護支援専門員)はケアマネジャーの最上位資格です。

ケアマネジャーへの教育や指導、ケアプラン作成時のフォローなどを行います。資格取得によって、介護施設だけでなく地域包括支援センターなど、就職・転職先が広がるしょう。

また、認定ケアマネジャーを持っていると、研修受講要件となる介護支援専門員としての従事期間が、5年から3年に短縮されます。そのため認定ケアマネジャーの資格を取ってから、主任ケアマネジャーの資格取得を目指す人もいます。


社会福祉士

社会福祉士は、ソーシャルワークを専門とする国家資格です。

国家試験の受験資格を得るために養成施設へ通う必要がありますが、資格取得を通してさらにソーシャルワークを掘り下げていけるでしょう。


認定介護福祉士

認定介護福祉士は、介護福祉士の上位資格です。ほかの介護福祉士や介護スタッフの指導・教育、マネジメントを担うことが期待されています。基礎資格として、介護福祉士が必要です。

ケアマネの仕事と介護は密着しているため、介護に関する高い知識やスキルを身につけることでケアプラン作成にプラスに働くでしょう。


ケアマネジャーの求人倍率

令和元年度におけるケアマネジャーの有効求人倍率は3.66倍でした。職種全体の求人倍率1.55倍と比べて、高い数値となっています。

ケアマネジャーの有資格者数は飽和状態にあるといわれることがあるものの、介護を必要とする利用者も多いのが現状です。

今後はさらに介護施設や居宅介護支援事業所が増え、ケアマネジャーの需要も大きくなっていくことが予想されます。


転職者の声

40代 女性 経験6年

ご本人やご家族が希望する「生き方」に応えることができます。そのために色々な資源を活用することを考えるのが楽しいです。最期まで見届けることができ、結果、「あなたがケアマネでよかった」と言ってもらえました。


50代 女性 経験2年

人生経験豊かな方々との出会い。その方がその方らしく過ごしていただけるよう、ご本人、介護者、ご家族からお話を伺い、チームを作ってご支援出来ること。幸せのための計画作りが出来ること。これらがやりがいであり楽しさです。コミュニケーションには苦戦しています。


30代 女性 経験2年

介護職をしていた頃より利用者やご家族との接点が多く、居宅内まで見ることになるので大変さもありますが、やりがいがあります。

自分の計画が進んでいく中で機能回復や自立支援に結びついたときに、利用者やご家族の笑顔を見ることができて嬉しく感じます。


キャリアパターン

ケアマネジャーのキャリアパターンは、実務のプロを目指すのか、それともマネジメント業務を目指すのかによって大きくわかれます。

利用者と直接関わり、より良いケアプランを作成して生活をサポートしたい場合は、先に述べた認定ケアマネジャーや社会福祉士などの資格を取得するといいでしょう。ケアマネジメントをとことん追求し、高いサービスを提供できるケアマネジャーに近づけるはずです。

マネジメント業務を目指す場合、主任ケアマネジャーの資格を取ったり、勤務先で役職に就いたりすることでキャリアアップが叶うでしょう。利用者への直接的な関わりではなく、一歩引いた立場でより良いサービス作りに関わりたい人に向いています。


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