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看護師は病院以外でも働ける?看護師資格が活かせる仕事をご紹介!

  • 業界・資格ノウハウ

目次

「看護師は病院で働くべきなのではないか」と思っている方は多いのではないのでしょうか?

しかし実際には病院以外にも看護師として活躍できる職場や看護師資格を活かせる職場はたくさんあるのです。

この記事では病院以外の職場の例や、そのような場所で働くメリット・デメリットなどを紹介していきます。今の働き方に悩んでいる方や将来的に病院以外で働きたいと考えている方はぜひチェックしてみてくださいね。


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病院以外の職場5選

看護師が働く職場として一番に挙げられるのは、やはり「病院」です。実際に病院は求人数が多く、経験も積めるため、最初の職場として選ぶ看護師は数多く存在します。

しかし、働いていくうちに人間関係の難しさや体力的な辛さを感じ、辞めていく看護師が多いのも事実。転職を検討する際に思うのは、「病院以外に看護師が働ける場所はないのか」ということではないでしょうか。

結論から言うと、病院以外に看護師が働ける場所はたくさんあります。ここでは、病院以外の職場の例を5つ紹介します。


クリニック・診療所

病院以外の転職先としてもっともメジャーなのは、クリニックや診療所です。クリニック・診療所には基本的に夜勤がなく勤務時間も一定であることが多いため、ワークライフバランスの確保がしやすいでしょう。

また、業務内容も診療補助や採血といったルーティンワークであることが多く、命に関わる現場に直面することも少ないです。

基本的には土日祝休みであることが多いですが、職場によって休診日や診療時間は異なるため、転職前にしっかりとチェックするようにしましょう。

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介護施設

高齢化が進んでいる今、老人ホームやデイサービスなどの介護施設でも、看護師のニーズが高まっています。求人数も多く、比較的転職しやすいと言われています。

仕事内容は主に入居者や利用者の体調管理ですが、まれに容態が急変した際には初期対応をする必要があります。そのため、病棟での看護師経験も活かしやすい職場だと言えるでしょう。

施設によって勤務体系などは異なり、場合によっては夜勤やオンコールがあることもあります。気になる施設がいくつかある場合は勤務体系も比較してみることをおすすめします。

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訪問看護ステーション

在宅における医療的ケアのニーズが高まっていることもあり、近年訪問看護師の仕事が注目を集めています。

病院とは異なり基本的に1人で利用者の自宅を訪問しケアをするため、あらゆる判断を自分だけで行う必要があります。そのため、ある程度キャリアを積んだ看護師の転職先としておすすめの職場です。

とはいえ最近は新卒や未経験の方でも積極的に採用しており、研修制度も充実している職場も多く、訪問看護に対する強い熱意があれば問題ない場合もあります。

夜勤はありませんが、職場によっては月に数回のオンコール(時間外の緊急対応)が発生します。オンコールが鳴った場合、すぐに利用者宅を訪問しなければならないことも。

高い判断力や昼夜問わずの出勤が必要になる日もあるため、時には病院よりつらいと言われることもあります。

しかし、1人1人の利用者とじっくり向き合いたい方やワークライフバランスを整えたい方、さらに看護師としてこれまで培ってきた知識を存分に活かしたい方にはおすすめの職場です。

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保育施設

保育施設も看護師の転職先として人気がある職場の1つです。業務内容は主に子どもの体調管理や保護者に対する保健指導などで、それ以外には保育の手伝いも行います。

病棟とは仕事内容が大きく異なり保育士に近い仕事内容もこなす必要があるため、小児科やNICU(新生児特定集中治療室)などの経験者が優遇されやすい傾向にあります。

保育施設では土日祝休みで、夜勤もないことが多いです。それに加えて病棟などに比べると残業も少ないため、プライベートと両立しながらでも十分に活躍できます。

採用人数が少ない且つ人気な職場であることから転職の難易度は高いですが、子どもが好きな方やこれまで小児科で看護師としての経験を積んできた方にはおすすめの職場です。

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一般企業

実は一般企業にも、看護師資格を活かせる場所はたくさんあります。中でも特に近年需要が高まってきているのが、治験コーディネーター(CRC)

治験コーディネーターは、薬の開発試験(治験)がスムーズに進められるよう、被験者・医療機関・製薬会社の間に立ってスケジュール調整などを行う仕事です。

医療系の資格は必須ではありませんが医学的な知識が必要になったり、患者さんや医療職とコミュニケーションを取ったりする機会も多いため、看護師資格が役立つ場面が多いです。

その他には企業内で社員の健康管理などを行う企業看護師や、医療機器メーカーで営業のサポートを行うフィールドナース(クリニカルスペシャリスト)があります。

いずれも一般企業での仕事になるので基本的にはカレンダー通りの休みになることが多く、大手企業であれば福利厚生も充実している場合が多いです。

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看護師の職場について以下の記事でも解説していますので、是非ご覧ください。
看護師の勤務先の種類を解説!病院・クリニック以外でも活躍できる看護師の働き方


病院以外で働くメリット・デメリット

これまで病院以外の看護師の職場についてご紹介しましたが、看護師が病院以外で働く際にはメリットとデメリットの両方があります。

ここでは病院以外で働く際に知っておきたいメリットとデメリットを解説します。


病院以外で働くメリット

夜勤がなく、生活のバランスが整えやすい

病院以外で働く際のメリットとして一番大きいのは、基本的に夜勤がない職場が多く、生活のバランスが整えやすいところです。

夜勤があるとどうしても生活リズムが不規則になってしまったり、家族との時間をとることが難しかったりしますよね。ワークライフバランスを整えたい方にとっては、このメリットは非常に大きいです。

休日が取りやすい

病院勤務の場合は基本的にシフト勤務のため、休みを取りたい場合は「●月●日までに希望休を出す」というのが一般的な方法だと思います。しかし希望休を出したとしても公休が使われ、有給休暇は使われないパターンが多いです。

しかし病院以外だと休みが固定の場合が多く、予定が立てやすい傾向にあります。それだけでなく、仕事次第では好きな時に有給休暇を取得できる場合も。休みが取得しやすいと少し足を伸ばして旅行に行けたり、急用にも対応できたりするのでQOLの向上にも繋がります。


病院以外で働くデメリット

給与水準が下がる

病院勤務に比べると夜勤がないため、その分転職してすぐは給与水準が下がってしまうケースがあります。

しかし職場によっては給与が下がるのは一時的なこともあるので、先のことをよく考えた上で転職をしましょう。

看護技術が失われる可能性がある

病院以外に転職した場合、病院と比べると最新医療に触れる機会や新たな看護技術を習得する機会は少なくなります。さらに病院で身につけた看護技術を使わなくなることもしばしばあります。

これまで病棟で先進的な知識や技術を積極的に身につけてきた人にとっては、少し物足りなさを感じるかもしれません。

また「病院で再び働きたい」と思った時、ブランクを埋めるためには努力が必要です。将来的に病院に戻りたいと考えている方は、しっかりと考えた上で転職をしましょう。


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病院以外に転職する際の注意点

「病院以外で働きたい!」と思っても、病院以外の職場の実態が分からず不安に感じている方もいらしゃるのではないでしょうか?

ここでは看護師が病院以外で働く際に知っておきたい注意点などを説明します。


求人が少なく倍率が高いため、万全の準備を

どこも人手不足で"売り手市場"と言われる看護業界ですが、病院に比べるとそれ以外の職場の求人はそれほど多くありません。

特に一般企業や保育施設などの求人は募集人数が少ない上に人気も高いため、競争率が高く、転職は少し難しくなります。

そのため、もし病院以外に転職したい場合は自己分析をしっかりとした上で、自分の強み・弱みやこれまでの経験、さらに入社意欲などをしっかりと伝えられるように準備しましょう。

一般企業の場合はビジネスマナーやPCスキルなどを見られることもあるため、最低限のマナーやPCスキルを身につけておくことをおすすめします。


ある程度の看護師経験が必要な場合も

新卒でも応募可能な訪問看護ステーションやクリニックなどは少しずつ増えてきているものの、転職活動や就職活動の際に臨床経験を問われる場合も少なくありません。

しっかりとした研修がある場合でも、病院に比べるとすぐに先輩に聞ける環境が整っていなかったり、自分1人で判断しなければならなかったりすることもあります。

そのため病院以外の職場で働きたい場合は、できれば3年以上の臨床経験がある場合が望ましいです。


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まとめ

病院以外で看護師が活躍できる職場や、病院以外で働くメリットやデメリットについて詳しく紹介しました。

「看護師なら病院で働くべき」と考えてしまいがちですが、看護師資格を持っていることで活躍できる職場は意外にもたくさんあるのです。

もし今の働き方や、このまま看護師を続けるべきか悩んでいる場合はぜひ病院以外の職場にも目を向けてみてくださいね。バイトルPROでは病院以外の求人も扱っているので是非自分に合った職場を探してみてください!


ライター kyoko.

病棟を経験後、訪問分野に足を踏み入れた30代看護師。大学卒業後、4年制の看護大学に編入。中国・上海への留学経験を活かし「語学×看護師」の可能性を模索中。


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